【もう迷わない!】自宅葬に向いている人・向かない人

トップ

親は自宅で最期を迎えたいって言ってるけど・・・

自宅で葬儀はハードルが高そう

どんな準備が必要なの?

そもそも自宅葬ができる基準がわからない

自宅で葬儀をしてほしいと親に言われていたから、望み通りにやってあげたい

けれども、どんな準備をしたらいいのかわからない。

そんな「どうしたらいいか皆目検討がつかない人が多いです。

現に、自宅で葬儀をするに当たって準備不足のせいで失敗するケースはよくあります。

失敗しないよう前もって準備を進めておけたら満足の行く葬儀ができると思います。

親の希望で自宅で葬儀を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ご自身の家が家族葬に向いているのか、向いてないのかがわかるはずです。

■自宅葬とは

まず、自宅葬について大まかに解説しておきます。

自宅葬とはその名の通り、自宅で葬儀をする形式のことです。

自宅で僧侶を呼んでお経を読んでもらったり、お別れの会などをするのが自宅葬です。

たとえ、会葬者が自宅に2000人来たとしても「自宅葬」です。

※家族葬・自宅葬・一般葬・お別れ会それぞれの意味※準備中

一軒家であれば、祭壇を飾って、居間などでお別れをして送り出したりできます。

あまりスペースを確保できない場合は、祭壇などは飾らず、棺の周りにお花を飾ったりします。

そのお家の環境によって多種多様な葬儀の方法が検討できるのも自宅葬の醍醐味です。

ただ、生活のスペースを一時的にとはいえ侵食されてしまうのが嫌な方もいますし、気持ちの部分であまり前向きに捉えられない場合は無理に自宅で葬儀をしなくてもいいでしょう。

とはいえ、式場や霊安室を借りたりする費用がかからない分、全体的な費用が抑えられるのも(ご家庭の状況にもよりますが)メリットの一つです。

■自宅葬に向いている人

では、まず自宅葬をしたら素敵な葬儀ができる人は以下の3つのどれかが当てはまっている人です。

・自宅に十分なスペースがある人

・普段から近隣の方と交友がある人

・自宅や近辺に駐車スペースがある人

1つずつ解説していきます。

自宅に十分なスペースがある人

自宅で葬儀をする場合にどの程度のスペースがあればいいのか?

家具などのスペースを除いて概ね6畳と2畳が必要です。

その内訳は以下の通り

祭壇と葬儀道具一式およそ2畳

棺 1畳

会葬者の席3畳

宗教者の控室2畳

宗教者を呼ばずにお別れだけであれば4畳で済みます。

ただし、広いに越したことはありません。

普段から以下のことに注意しながら生活しましょう。

・あまり部屋にものを置かない

・こまめに整理整頓する

・ものを買ったら、それと同じジャンルで古いものは捨てる

都心に住んでいるとどうしても広い住居スペースを確保できないという人もいます。

その場合、ハウスクリーニングサービスを使ったり、家具を処分したりと費用がかかります。

その費用と葬儀式場などの費用を天秤にかけて、どちらが徳かよく考えましょう。

ともあれ、自宅葬を考えている人は十分なスペースを確保する必要があります。

普段から近隣の方と交友がある人

次に、近隣の方と交流がある人は自宅葬に向いています。

後述しますが、駐車場の問題が一番のネックになってきます。

近所の方と交友があれば、近隣の方の駐車場を一時的に借りることもできます。

また、近隣の方が会葬に来るにも歩いて来れるので駐車場の心配がありません。

それに、通夜・葬儀ともなれば普段とは違う雰囲気になり、交友のない隣人は嫌な気分になることも考えられます。

普段から交流を持つことによっていらぬトラブルを回避できる可能性が高まります。

実際問題として、隣人とあったことがない、挨拶をしたことがないという人も決して少なくはないでしょう。

たとえ近隣の方と疎遠であっても、通夜・葬儀を行う際は丁寧に挨拶をするように心がけましょう。

自宅や近辺に駐車スペースがある人

最後に最も重要な要素が「駐車スペース」です。

家族や近所の方はいいとしても、宗教者や自家用車でしか移動できない親族のために駐車スペースは確保しておきたいところです。

駐車場や車庫があるお家なら安心です。近隣にコインパーキングがあったり、駐車可能な道路があったりすれば問題ないでしょう。

また、ご近所の使っていない駐車場や公園、商業施設などが近くにあれば、一時的に借りることも検討しましょう。

葬儀社の立場から言うと駐車場があるお家は打ち合わせなど時間がかかるときだけでも停めさせてもらえるとありがたいものです。

■自宅葬に向いていない人

次に自宅葬に向いていない人を解説します。

・集合住宅に住んでいる人

・親戚や知人が多い人

・自宅や近隣に駐車スペースがない人

これらに一つでも当てはまる人は自宅葬に向いていません。

よっぽどのこだわりがない限りは式場を借りて葬儀をしましょう。

その理由については一つずつ解説していきます。

集合住宅に住んでいる人

集合住宅での葬儀はデメリットが多いです。平屋と違い、会葬者の動線が限られています。

もし、家に入りきれなかった場合、共有スペースに待機してもらうことになったり、エレベータを絶えず占領してしまって同じ集合住宅の住民に迷惑をかけてしまうこともあります。

親戚や知人が多い人

親戚や知人が多い人は自宅では葬儀しないほうが無難です。

規模が大きくなり受付や返礼品を用意することになります。

テーブルや椅子、庭があればテントを貼って待機所を作ったりと費用がかかります。

どうせ費用が掛かるなら式場を借りたほうが安く、トラブルも起こりにくいです。

親戚や知人が多い人は式場を借りましょう。

自宅や近隣に駐車スペースがない人

結局の所、自宅や周辺に駐車場があるかどうかが自宅葬をする上でネックになってきます。

自宅が多少狭くても、近くにコインパーキングや駅、バス停などの交通機関が整っていれば近隣に迷惑をかける確率がぐっと減ります。

駐車場が見つからないために路上駐車をしたり、事故を起こしたり、騒音で苦情が入ったり、渋滞したりとデメリットが多いです。

駐車場がないお家も少なくはないですが、その際はどのようにして交通トラブルを防ぐのかよく検討しましょう。

■まとめ:駐車場が一番のネック

自宅葬に向いている人

・自宅に十分なスペースがある人

・普段から近隣の方と交友がある人

・自宅や近辺に駐車スペースがある人

自宅葬に向いていない人

・集合住宅に住んでいる人

・親戚や知人が多い人

・自宅や近隣に駐車スペースがない人

以上のことを踏まえ、自宅で葬儀をするときは自分が向いているのか、いないのか?

よく考えて、無理なく滞りなく執り行えるようにしましょう。

最終的には葬儀屋とよく相談することが重要ですが、自宅葬について知らないことが多いと葬儀屋の都合のいい提案をされ、費用が余計にかかることもあります。

しっかり予備知識を入れておきましょう。

くわしく知りたい方はこちらのベージを御覧ください。

【自宅で葬儀をするための完全マニュアル】費用をかけずに家族だけで見送る方法

自宅葬について網羅的に解説しています。

お急ぎの方はこちらにお電話を!
042−683−1615
お急ぎの方はこちらをタップ
042−683−1615